ゼニガタアザラシ

Phoca vitulina

ゼニガタアザラシは、日本沿岸に定住する唯一のアザラシです。太平洋から大西洋まで広く分布し、日本では北海道東部の襟裳岬や大黒島、歯舞群島などに生息しています。体長は成獣でメス120~170cm、オス150~200cmになります。黒地に白い穴あき銭のような斑紋を持つことからこの名前がつけられました。日本に生息する個体はほとんどが暗色型です。他のゴマフアザラシ属が氷上で出産するのに対し、ゼニガタアザラシは岩場で出産します。新生児は母の胎内で白い産毛が抜けるため、生まれたときから大人と同じ銭型模様をしています。回遊魚や底生魚、タコ、エビ、イカなどを捕食します。日本では1960~1970年代に600~900頭まで減少し絶滅の危機に瀕しましたが、その後は保護活動が進み、2004年には約900頭まで回復しました。現在は観光資源としても注目されています。

基本情報

学名Phoca vitulina
保全状況低危険種
生息地太平洋から大西洋まで広く分布しています。日本では北海道東部の襟裳岬や大黒島、歯舞群島などに定住しています。日本に生息する亜種は嫌氷性で、海氷や流氷の来ない岩場で定住生活をしており、北海道の太平洋側のいくつかの岩礁に定住している個体群もあります。
平均寿命約27年
平均体重約105kg
飼育施設数41施設
登録個体数1頭

この動物に会える施設(41施設)

個体一覧(1頭)

動物図鑑一覧に戻る →