チシマラッコ
Enhydra lutris lutris
チシマネコノメソウは、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、山地の温帯林におおわれた沢沿いの陰湿地に生育します。日本では南千島、北海道、本州の近畿地方以北の日本海側に分布し、国外ではサハリン、千島列島、カムチャツカ半島に見られます。植物体は軟弱で、4-6個の根出葉がロゼット状につき、花後には根出葉の腋から細長い走出枝を伸ばしてその先に新しいロゼットをつくります。花期は4-6月で、花の径は3-4mm、黄緑色の萼裂片が4個あり、花弁はありません。花時には淡黄緑色の花盤が目立ちます。和名は「千島猫の目草」の意味で、学名の種小名kamtschaticumは「カムチャツカの」を意味しています。近縁種のイワネコノメソウとは、走出枝の先端の葉がロゼットをつくることや、葉の鋸歯が不明瞭な低鋸歯であることなどで区別できます。
基本情報
| 学名 | Enhydra lutris lutris |
|---|---|
| 保全状況 | 絶滅危惧種 |
| 生息地 | 日本では南千島、北海道、本州の近畿地方以北の日本海側に分布し、山地の温帯林におおわれた沢沿いの陰湿地に生育します。国外ではサハリン、千島列島、カムチャツカ半島に分布しています。 |
| 平均寿命 | 約20年 |
| 平均体重 | 約35kg |