ジュゴン

Dugong dugon

ジュゴンは、インド洋や西太平洋、紅海に生息する海の哺乳類です。体長は約3メートル、体重は約450キログラムで、灰色の体としゃもじ形の胸鰭、三角形の尾鰭が特徴です。熱帯や亜熱帯の浅い海に生息し、ウミジグサやウミヒルモなどの海草を食べる植物食動物で、1日に体重の10~16パーセントもの海草を食べます。食物をしっかり消化するため、40メートル以上もある長い腸を持っています。単独か母親と子どもの小さな群れで生活し、胸鰭で海底を移動します。現在、オーストラリア北部に最も多く生息していますが、違法な狩猟や海洋汚染、海草の減少により世界的に数が減り続けており、絶滅が心配されています。日本では沖縄周辺にわずかに生息し、国の天然記念物に指定されています。伝説上の人魚のモデルになったとも言われています。

基本情報

学名Dugong dugon
保全状況絶滅危惧種
生息地インド洋、西太平洋、紅海の熱帯・亜熱帯にある浅い海に生息します。モザンビーク北部やマダガスカルから、紅海、ペルシャ湾、インド、東南アジア、オーストラリアにかけて広く分布しています。北限は日本の沖縄諸島、南限はオーストラリア南部です。現在はオーストラリア北部に最も多く生息しています。
平均寿命約70年
平均体重約600kg
飼育施設数8施設

この動物に会える施設(8施設)

動物図鑑一覧に戻る →