ウミガメ

ウミガメは、カメ目ウミガメ上科に分類される海生のカメの総称で、現生種は2科6属7種が知られています。四肢は上下に平たく、特に前脚は長大で、泳ぐときは前脚を櫂のように使って水を掻き、後脚で舵をとります。海中を羽ばたくように泳ぐ姿は優雅に見えますが、敵から逃げる際にはかなりの速度で泳ぎます。最小種のヒメウミガメでも成体で甲長60〜70センチメートル、最大種のオサガメは130〜160センチメートルに達します。基本的に生涯を海中で過ごし、メスの産卵以外は陸上に上がりません。食性は種類によって異なり、アカウミガメは貝類や甲殻類などの動物性、アオウミガメは海藻などの植物性のものを主に食べます。寒帯を除く全世界の海洋に分布し、日本列島は北太平洋で唯一の産卵地です。産卵の際、メスは砂浜に上陸して一度に100個ほどの卵を産み落とします。多くの種が絶滅危惧種に指定されており、混獲やゴミの誤飲、生息環境の悪化などで生息数が減少しています。

基本情報

保全状況情報不足
生息地寒帯を除く全世界の海洋に分布します。アカウミガメは温帯から亜熱帯、アオウミガメやタイマイは熱帯から亜熱帯、ヒメウミガメは熱帯の海域に見られます。オサガメは寒帯を除く外洋域、ケンプヒメウミガメは西部太平洋、ヒラタウミガメはオーストラリア北部海域に見られます。基本的に生涯を海中で過ごし、通常は浅瀬で生活しています。
飼育施設数27施設

この動物に会える施設(27施設)

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