ケヅメリクガメ

Centrochelys sulcata

ケヅメリクガメは、アフリカのサハラ砂漠南側に広がる砂漠周辺やサバンナに生息する大型のリクガメです。最大で甲長83センチメートルにもなり、甲羅には成長輪がよく発達しています。名前の由来は、後肢と尾の間にある蹴爪状の突起で、英名でも「拍車のある」を意味するspurredと呼ばれています。主に薄明薄暮性で、昼間や夜間は自分で掘った穴や他の動物の巣穴で休み、乾季には休眠することもあります。食性は植物食で、主にイネ科の植物や多肉植物を食べ、水が限られた環境では食物から水分を摂取します。繁殖形態は卵生で、飼育下では1回に平均15個の卵を年に最大6回産んだ例があります。野焼きや開発、乱獲により生息数は激減しており、2000年以降は養殖個体のみ国際取引が可能となっています。ペットとして飼育されることもありますが、甲長50センチ以上に成長し活動的なため、広いスペースと保温設備が必要です。

基本情報

学名Centrochelys sulcata
保全状況軽度懸念
生息地エリトリア、エチオピア、スーダン、セネガル、ソマリア、チャド、ニジェール、マリ共和国、ブルキナ・ファソ、ベナン、モーリタニアにまたがるサハラ砂漠の南側に分布しています。砂漠の周辺やサバンナに生息し、自分で掘った穴や他の動物の巣穴を利用して暮らしています。
平均寿命約50年
平均体重約70kg
飼育施設数55施設

この動物に会える施設(55施設)

動物図鑑一覧に戻る →