テングザル
Nasalis larvatus
テングザルは、ボルネオ島にのみ生息するオナガザル科のサルで、長く伸びた鼻が特徴的です。オスの体長は66〜76センチメートル、体重は約21キログラムで、メスはオスよりも小さく体重は約10キログラムです。胴体は赤褐色、頬や尻・四肢・尾は淡灰色をしています。マングローブ林や湿地林、河辺林などに生息し、樹上で生活しています。1頭のオスと複数のメスからなる小規模な群れを形成し、薄明薄暮時には群れが集まって約80頭になることもあります。指趾の間に水かきがあり泳ぎが上手で、20メートルも水中を泳いだり、地上15メートルの高さから水面に飛び込んだりします。霊長類では初めて反芻に似た行動が確認されました。生息地では食用にされたり、消化器官内の結石が薬用になると信じられてきましたが、森林伐採や狩猟により生息数は激減し、ワシントン条約で保護されています。
基本情報
| 学名 | Nasalis larvatus |
|---|---|
| 保全状況 | 危急種 |
| 生息地 | ボルネオ島(インドネシア、ブルネイ、マレーシア)に分布しています。マングローブ林、湿地林、河辺林などの水辺に近い森林環境に生息し、樹上で生活しています。 |
| 平均寿命 | 約20年 |
| 平均体重 | 約20kg |
| 飼育施設数 | 4施設 |
この動物に会える施設(4施設)
- よこはま動物園ズーラシア (神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1)
- ナイトサファリ・シンガポール (80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826)
- バードパラダイス (20 Mandai Lake Rd, Singapore 729825)
- シンガポール動物園 (80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826)