シマリス
Tamias sibiricus
シマリスは、背中と顔に縞模様があり、頬袋をもつ小型のリスです。頭胴長12~19センチメートル、体重70~120グラムほどで、頬袋に木の実などをたくさん詰めて巣穴に運ぶことができます。シマリス属には24~25種が属し、アジアに分布するシベリアシマリスを除き、すべて北アメリカに生息しています。日本では北海道にエゾシマリスが生息しています。昼行性で単独生活を営み、樹上と地上の両方で生活します。雑食性で、種子、ナッツ、果実のほか、昆虫や鳥の卵なども食べます。秋になると冬のための蓄えとして食料を巣穴に集める習性があり、この行動は森の生態系において苗木の定着や菌根の胞子分散に重要な役割を果たしています。野生下での寿命はおよそ3年ですが、飼育下では9歳まで生きることが観察されています。日本では1960年代から広く飼育されるようになり、現在ペットとして飼育されているのは輸入されたチョウセンシマリスです。
基本情報
| 学名 | Tamias sibiricus |
|---|---|
| 保全状況 | 軽度懸念 |
| 生息地 | シマリス属の大部分が北米大陸に分布し、シベリアシマリスだけがユーラシア大陸から東アジアにかけて分布します。樹上性リスと地上性リスの中間のタイプで、樹上と地上の両方で生活し、樹洞や地下に巣を作ります。 |
| 平均寿命 | 約5年 |
| 平均体重 | 約0.1kg |
| 飼育施設数 | 5施設 |