コビトカイマン

Paleosuchus palpebrosus

コビトカイマンは南アメリカ北部および中央部に広く分布するワニで、ボリビア、ブラジル、コロンビアなど多くの国に生息しています。オスの平均全長は1.4メートル、メスは最大でも1.2メートルと、アリゲーター科では最小種であり、ワニ全体の中でもコンゴコビトワニに次いで小さい種です。森林内の河川や湖の周りの浸水林などに生息し、流れの速い川や小川を好みます。体は小さいですが、背中と腹の両方に強固な鱗と発達した皮骨を持ち、高い防御力を備えています。主に夜行性で、成体は魚、両生類、カニ、エビ、軟体動物などを捕食します。幼体は甲殻類やカエル、昆虫などを食べます。日中は巣穴に隠れることもあり、パンタナルでは乾季に夏眠することが知られています。メスは植物と泥で塚のような巣を作り、10〜25個の卵を産みます。約90日で孵化し、母親は約1年間子育てを行います。分布域が広く個体数も多いため、低危険種とされています。

基本情報

学名Paleosuchus palpebrosus
保全状況軽度懸念
生息地南アメリカ北部および中央部の熱帯地域に分布し、オリノコ川、アマゾン川、パラナ川などの流域に生息します。森林内の河川や湖の周りの浸水林、流れの速い川や小川を好みますが、穏やかな水域にも生息することがあります。分布域の北部と南部ではサバンナの拠水林にも見られ、他のカイマンよりも冷水への耐性があります。
平均寿命約20年
平均体重約6kg
飼育施設数5施設

この動物に会える施設(5施設)

動物図鑑一覧に戻る →