クロシロエリマキキツネザル

Varecia variegata

クロシロエリマキキツネザルは、マダガスカル島にのみ生息する固有種の霊長類です。体長は約40〜60センチメートルで、尾長は58〜66センチメートルとやや長く、体重は3.5〜4.5キログラムです。その名の通り、黒と白の模様が特徴的で、小さな耳を隠すように白い毛が襞襟のように伸びています。頭部、腹部、尻尾、手足は黒く、背中や腕、脚の一部に白い部分があります。マダガスカル島北東部から南東部の低地にある原生熱帯雨林に分布し、高い木々の樹冠で生活しています。果実を中心に80〜132種類もの植物を食べ、花蜜を吸う際に花粉を運ぶ役割も担います。甲高い声は最大800メートル先まで届き、約12種類の鳴き声を使い分けます。メスが群れを率いる社会性を持ちますが、森林破壊や狩猟により野生個体数が21年間で80パーセント以上減少し、2019年時点で絶滅寸前種に指定されています。

基本情報

学名Varecia variegata
保全状況絶滅危惧種
生息地マダガスカル島北東部のアンタイナンバラナ川から南東部の南ミドンギ国立公園付近にかけて、比較的低地にある原生熱帯雨林を中心に非常にまばらに分布しています。大きな樹冠を持つ高い木々によって形成される高木層を主な行動範囲とし、林冠の上半分から上三分の一でほとんどの時間を過ごす樹上性の動物です。
平均寿命約20年
平均体重約4kg
飼育施設数33施設

この動物に会える施設(33施設)

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