ケナガクモザル
Ateles belzebuth
ケナガクモザルは、コロンビア、エクアドル、ベネズエラ、ペルー、ブラジルのアマゾン川北西部に生息する絶滅危惧種です。腹部が白っぽく、額に淡い斑があり、この斑はオレンジがかった色をしていることもあります。20~40頭の群れで生活し、活動時には1~9頭の小さなグループに分かれます。この小グループは流動的で、1日に何度も構成が変わることがあります。食事の83%は熟した果実で、多くの果実をつける植物の種子散布に重要な役割を果たしています。性成熟は4~5歳で、妊娠期間は226~232日です。交尾は雌が主導し、これが雄の攻撃性を減らすと考えられています。過去45年間で生息地の喪失と狩猟により個体数が約50%減少したため、IUCNにより絶滅危惧種に指定されています。コロンビアでは「マリモンダ」などの地方名で呼ばれています。
基本情報
| 学名 | Ateles belzebuth |
|---|---|
| 保全状況 | 絶滅危惧種 |
| 生息地 | コロンビア、エクアドル、ベネズエラ、ペルー、ブラジルのアマゾン川北西部に生息しています。分布域は南はウカヤリ川下流、東はブランコ川にまで及びます。広い縄張りを占有し、縄張り内の複数の木を寝床として利用します。 |
| 平均寿命 | 約25年 |
| 平均体重 | 約8kg |
| 飼育施設数 | 2施設 |