アマゾンマナティー
Trichechus inunguis
アマゾンマナティーは、アマゾン川やエセキボ川水系に生息する哺乳類で、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、ブラジル、ペルーに分布しています。マナティー科では最小種で、最大体長2.8メートル、体重300〜500キログラムになります。青みがかった灰色の体色で、胸部や腹部に白色斑が入る個体が多く、前肢には爪がないのが特徴です。標高200メートル以下の淡水域にのみ生息し、水温25〜30℃の環境を好みます。植物食で、主に水面に浮かぶ水生植物を食べ、飼育下では1日に9〜15キログラムもの植物を食べます。乾季に食物が不足すると体内の脂肪で飢えを凌ぎますが、旱魃が激しいと餓死することもあります。妊娠期間は約1年で、主に2〜5月に1頭の幼獣を産みます。森林伐採や水質汚染、狩猟などにより生息数が減少しており、保護対策が進められています。
基本情報
| 学名 | Trichechus inunguis |
|---|---|
| 保全状況 | 危急種 |
| 生息地 | エクアドル、ガイアナ、コロンビア、ブラジル、ペルーのアマゾン川とエセキボ川水系に分布します。標高200メートル以下の淡水域にのみ生息し、水温が25〜30℃の環境を好みます。乾季に水位が低下すると、水量が多い場所へ移動します。 |
| 平均寿命 | 約30年 |
| 平均体重 | 約500kg |
| 飼育施設数 | 1施設 |
この動物に会える施設(1施設)
- 熱川バナナワニ園 (静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10)