セイウチ

Odobenus rosmarus

セイウチは北極海を中心としたユーラシア大陸北部やカナダ東部、アラスカ西部、グリーンランドなどに分布する大型の鰭脚類です。オスの体長は平均3メートル以上、体重は900キログラムにもなり、太平洋のセイウチは大西洋のものより20パーセントほど大きくなります。最大の特徴は雌雄ともに発達する上顎の犬歯で、オスでは1メートルに達することもあり、生涯を通じて伸び続けます。この牙はオス同士の闘争や外敵への武器、陸に上がる際の支え、氷に穴を開ける道具など多用途に使われます。口の周りには堅い髭が密集しており、濁った海中で獲物を探す感覚器官として機能しています。主に二枚貝などの底棲無脊椎動物を食べ、角質化した吻端や口から噴き出す水を使って砂泥中の獲物を掘り起こします。厚い脂肪と皮膚で寒冷地に適応し、大規模な群れを形成して氷上や海岸で生活しています。

基本情報

学名Odobenus rosmarus
保全状況危急種
生息地北極海を中心に、ユーラシア大陸北部、カナダ東部、アラスカ西部、グリーンランドなどの北極圏に分布しています。主に大陸棚の上にある流氷域に生息し、沿岸地帯や氷縁部を好みます。氷上で休息することが多いですが、流氷がない場合は島嶼の岩場で休むこともあります。冬季でも特に南下せず、ポリニヤと呼ばれる海氷の開水面にも生息しています。
平均寿命約40年
平均体重約1200kg
飼育施設数19施設
登録個体数2頭

この動物に会える施設(19施設)

個体一覧(2頭)

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