マダコ

Octopus vulgaris

マダコは、日本近海では北海道を除く日本全国の沿岸域で最も普通に見られる代表的なタコで、水産上重要な種です。全長は約60cm前後、重さは3.5kgほどで、胴体を覆う外套膜は卵円形で筋肉質です。体色や体表の状態は変化に富み、外套背側には特徴的な4つの大きめの突起が菱形に並びます。海底に巣穴を持ち、単独で行動し、夜になると餌を探すために海底を這って動き回り、巣穴に帰ります。この習性を利用したのが蛸壺漁です。体表の様子や色調を変化させて岩に擬態することもできます。餌である貝類を食べる際は、まず腕の力でこじ開けを試み、それで開けられなかった場合は歯舌で貝殻に穴を開けて唾液腺の毒を注入し、餌を麻痺させます。寿命は1年から1年半とされます。刺身、寿司、煮だこ、たこ焼きなど様々な料理に用いられ、特に夏場のものが美味とされ、梅雨時から7月下旬にかけてのものは「麦わらダコ」と俗称されます。

基本情報

学名Octopus vulgaris
保全状況データ不足
生息地東アジア沿海の東シナ海から南シナ海にかけて、およびケルマデック諸島に分布します。日本では本州、特に三陸以南に分布し、日本海側では能登半島以南に分布します。南西諸島を除く日本全国の潮間帯から水深40m程度の海洋に生息し、山陰沖では水深5~100mの岩礁域に生息します。
平均寿命約2年
平均体重約3kg
飼育施設数6施設

この動物に会える施設(6施設)

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