ゲンジボタル
Luciola cruciata
ゲンジボタルは、日本固有種で体長15mm前後の日本産ホタル類の中では大型の種類です。体は黒色ですが、前胸部の左右がピンク色で中央に十字架形の黒い模様があります。本州の青森県以南、四国、九州などに分布し、きれいな川に生息します。幼虫は川の中でカワニナを捕食しながら成長し、春になると川岸に上陸して土の中で蛹になります。成虫は5月から6月にかけて発生し、夜に発光して他の個体と通信し交尾を行います。成虫になると水分を摂取するのみで、活動期間は2~3週間ほどしかありません。発光のパターンは西日本では2秒間隔、東日本では4秒間隔と地域によって異なります。初夏の風物詩として人気が高いですが、川の汚染や護岸工事などにより生息域が狭まっており、各地で保護活動が行われています。名前の由来は源頼政の伝説や光源氏にかけたという説があります。
基本情報
| 学名 | Luciola cruciata |
|---|---|
| 保全状況 | 情報不足(IUCN) |
| 生息地 | 日本固有種で、本州の青森県横浜町以南、四国、九州などに分布し、北海道や八丈島には移入分布しています。水がきれいな川に生息し、幼虫は清流の流れのゆるい所で過ごします。成虫は夜に川の上空を飛び回ったり、川辺の草の上などに止まって発光します。 |
| 平均寿命 | 約1年 |
| 平均体重 | 約0.02kg |