ミズクラゲ

Aurelia coerulea

ミズクラゲは日本近海で最も普通に観察できるクラゲで、傘の直径は15~30cmほどになります。体が透けて水と見分けがつきにくく、水っぽいことからこの名前がつきました。傘には4つの丸い胃腔があり、馬蹄形の生殖腺に取り囲まれているため、まるで4つの目があるように見えます。環太平洋地域に広く分布し、通年出現しますが特に夏に多く見られます。動物プランクトンや時に仔魚を捕食し、傘を開閉する遊泳運動で触手の間に海水を濾過して餌を捕らえます。この傘の開閉運動は捕食だけでなく、循環機能を働かせるための運動でもあり、体そのものが心臓の役割を果たしています。刺胞を持ちますが人の皮膚を貫通できず、毒性も低いため安全です。その半透明の美しい姿は人々を魅了し、ペットとしてもよく飼育されています。一方で漁網に大量に入ると魚介類に被害を与えたり、発電所の取水口を詰まらせるなどの問題も起こしています。

基本情報

学名Aurelia coerulea
保全状況低危険種
生息地環太平洋地域に広く分布し、西は日本や韓国からアメリカ西海岸、オーストラリア一帯まで見られます。時間帯や季節によって生息水深を変えており、明暗や水温に左右されます。産卵や発生の初期はアマモやホンダワラのような海藻が繁茂する湾の奥の浅い場所と見られています。
平均寿命約1年
平均体重約0.2kg
飼育施設数24施設

この動物に会える施設(24施設)

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