シャチ

Orcinus orca

シャチは、マイルカ科の中で最大の種で、白と黒の模様が特徴的な海獣です。北極から南極、熱帯海域まで世界中の海に生息し、最も分布域の広い哺乳類の一つです。雄は体長6~8メートル、体重6トン以上、雌は体長5~7メートル、体重3~4トンになります。魚、サメ、エイ、アザラシ、イルカ、クジラなど多様な獲物を食べる頂点捕食者で、個体群によって特定の獲物に特化しています。社会性が非常に高く、母系制の安定した群れを形成し、洗練された狩猟技術や発声行動を世代から世代へと受け継いでおり、文化の現れと考えられています。日本では「シャチ」のほか「サカマタ」「タカマツ」など多様な呼び名があります。野生個体が人を殺した報告はありませんが、水族館で飼育されている個体が飼育員を殺したケースがあります。

基本情報

学名Orcinus orca
保全状況データ不足
生息地すべての大洋に分布する汎存種で、地中海やアラビア海などほとんどの海域に生息します。外洋よりも高緯度海域や沿岸を好み、ノルウェー、アイスランド、アルゼンチン、ニュージーランド、北アメリカ大陸西海岸などで多く見られます。日本では北方四島から北海道周辺で目撃が多く、各地で時折目撃されています。
平均寿命約50年
平均体重約5400kg
飼育施設数176施設

この動物に会える施設(176施設)

動物図鑑一覧に戻る →