マヌルネコ

Otocolobus manul

マヌルネコは、中央アジアの高地に生息する野生のネコ科動物です。モンゴル、中国、ロシア南部、カザフスタンなどの標高450~5,073メートルにある岩場の多い草原やステップ、半砂漠などに暮らしています。体長50~65センチメートル、体重はオス3.3~5.3キログラム、メス2.5~5キログラムで、長く密集した体毛のおかげで丸々と太って見えます。この厚い毛は雪や凍った地面から体を守る役割があります。特徴的な顔つきで、目が高い位置にあり、丸い耳が低く離れた位置についています。これは岩陰に隠れて岩の上から目だけを出して獲物を狙うのに適していると考えられています。ナキウサギ類や小型齧歯類、鳥類などを食べ、主に薄明薄暮時に狩りを行います。毛皮目的の狩猟や生息地の破壊により生息数は減少しており、ワシントン条約で保護されています。日本では東山動植物園で1999年に国内初の繁殖に成功し、現在は複数の動物園で飼育されています。

基本情報

学名Otocolobus manul
保全状況低危険種
生息地アフガニスタン、イラン、インド、カザフスタン、キルギス、中華人民共和国、ネパール、パキスタン、ブータン、モンゴル、ロシア南部などの中央アジアに分布しています。標高450~5,073メートルにある岩場の多い草原やステップ、半砂漠などに生息しています。
平均寿命約9年
平均体重約5kg
飼育施設数18施設

この動物に会える施設(18施設)

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