クオッカ
Setonix brachyurus
クアッカワラビー(別名クオッカ)は、オーストラリア南西部に生息する有袋類です。頭胴長は40~54cm、体重は2.7~4.2kgほどで、灰褐色の長い体毛に覆われ、やや短い尾が特徴です。発達した口角筋によりあたかも笑顔でいるように見えることから「世界一幸せな動物」として知られています。火災後に植生が回復した湿原や、ロットネスト島のような乾燥した荒地にも生息し、夏季40℃の高温にも耐えます。草や低木の芽、葉などを食べ、ロットネスト島では最大150頭の群れで生活します。湿地開発や外来種による捕食で生息数は減少しており、かつて広く分布していた地域の多くで絶滅しました。オーストラリア政府は絶滅危惧種として保全活動を進めており、2022年から2032年の行動計画では優先種の1つに指定されています。日本では埼玉県こども動物自然公園で2020年から飼育されています。
基本情報
| 学名 | Setonix brachyurus |
|---|---|
| 保全状況 | 危急種 |
| 生息地 | オーストラリア南西部に生息します。火災後に植生がある程度回復した湿原を主な生息地とし、湿原ではトンネル状の通路を作って生活します。ロットネスト島では乾燥した荒地で夏季40℃の高温にも耐えて生息しています。以前は西オーストラリア州南西部広域に分布していましたが、多くの地域では絶滅しました。 |
| 平均寿命 | 約12年 |
| 平均体重 | 約4kg |
| 飼育施設数 | 5施設 |
この動物に会える施設(5施設)
- 埼玉県こども動物自然公園 (埼玉県東松山市岩殿554)
- フェザーデール野生動物公園 (217-229 Kildare Rd, Doonside NSW 2767)
- モゴ野生動物公園 (222 Tomakin Rd, Mogo NSW 2536)
- アデレード動物園 (Frome Rd, Adelaide SA 5000)
- オーストラリア動物園 (1638 Steve Irwin Way, Beerwah QLD 4519)