ホッキョクグマ

Ursus maritimus

ホッキョクグマは北極圏の沿岸や氷海に生息する、クマ科最大級の動物です。オスの体長は200〜250cm、体重は平均385〜410kgにもなり、全身が白く見える体毛に覆われているためシロクマとも呼ばれます。実は体毛は透明で内部が空洞になっており、散乱光によって白く輝いて見えるのです。皮膚は黒色で、透明な体毛を通して届いた太陽の熱を、厚い脂肪層と体毛で保温する巧みな仕組みを持っています。主な食べ物はワモンアザラシで、氷上の呼吸穴で待ち伏せたり、優れた嗅覚で巣穴を見つけて襲ったりします。長い首と流線型の頭は泳ぎに適しており、何時間も氷海を泳ぐことができます。冬季には流氷とともに南下し、夏季には北へ移動する生活を送ります。近年は地球温暖化による海氷の減少で餌を狩れる時間が減り、体重の減少や絶滅の危機が懸念されています。

基本情報

学名Ursus maritimus
保全状況絶滅危惧種
生息地北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸北部、北極圏に分布し、流氷水域や海岸などに生息します。冬季には流氷の南下に伴い南へ、夏季には北へ移動し、生涯にわたって一度も大地を踏まずに氷上で過ごす個体もいます。
平均寿命約25年
平均体重約450kg
飼育施設数62施設
登録個体数5頭

この動物に会える施設(62施設)

個体一覧(5頭)

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