ヤマネ
Glirulus japonicus
ヤマネは日本固有種の小型齧歯類で、本州、四国、九州、隠岐諸島の島後に生息しています。体長は6.8~8.4センチメートル、尾長は4.4~5.4センチメートルで、体重は夏季に14~20グラムですが、冬眠前には34~40グラムに達します。淡褐色の背面には暗褐色の縦縞があり、尾には約2センチメートルの体毛が房状に伸びています。低山地から亜高山の森林に生息する樹上棲の夜行性動物で、指一本で木にぶら下がることができる強力なかぎ爪を持っています。平均気温が9℃以下になると樹洞や地中で冬眠し、複数個体が集まって冬眠することが多く、冬眠中は体内の脂肪を消費して過ごします。食性は雑食で、昆虫を主食としますが、アケビやヤマブドウなどの果実も食べます。日本が大陸と地続きだった時代に侵入した遺存種と考えられ、1975年に国の天然記念物に指定されています。林業に携わる人々からは山の守り神として大切にされてきました。
基本情報
| 学名 | Glirulus japonicus |
|---|---|
| 保全状況 | 準絶滅危惧種 |
| 生息地 | 日本列島の本州、四国、九州、隠岐諸島の島後に分布する日本固有種です。低山地から亜高山にかけての森林に生息し、樹上棲で細い枝にぶらさがりながら移動します。樹洞にコケや樹皮を集めた巣を作りますが、岩壁や岩の割れ目、時には山小屋の布団やタンスの中で冬眠することもあります。 |
| 平均寿命 | 約5年 |
| 平均体重 | 約0.03kg |
| 飼育施設数 | 10施設 |
この動物に会える施設(10施設)
- 東山動植物園 (愛知県名古屋市千種区東山元町3-70)
- 京都市動物園 (京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内)
- よこはま動物園ズーラシア (神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1)
- 神戸市立王子動物園 (兵庫県神戸市灘区王子町3-1)
- 福岡市動物園 (福岡県福岡市中央区南公園1-1)
- 上野動物園 (東京都台東区上野公園9-83)
- 井の頭自然文化園 (東京都武蔵野市御殿山1-17-6)
- 沖縄こどもの国 (沖縄県沖縄市胡屋5-7-1)
- 富山市ファミリーパーク (富山県富山市古沢254)
- 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) (愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238)