コモンマーモセット

Callithrix jacchus

コモンマーモセットは、ブラジル北東部の沿岸地域を中心に自然分布する小型の新世界ザルです。体長は約18〜19センチメートル、体重は230〜260グラム程度で、茶色、灰色、黄色の毛が混ざった多色の体毛を持ち、耳は白く長い毛で覆われ、尾には縞模様があります。他のマーモセット属と同様に鉤爪を持ち、リスのように樹上生活を送り、垂直に木に掴まったり飛び移ったりします。食性は植物の樹液やガム、樹脂などの滲出物を中心とし、長い切歯で木に穴を開けて採取します。昆虫も重要な食物で、果実や種子、花なども食べます。家族からなる9〜15匹程度の群れを作り、基本的には一夫一妻制ですが、複雑な繁殖システムを持ちます。通常は二卵性双生児を生み、年2回出産します。医学実験動物として利用され、2014年には新世界ザルとして初めて全ゲノム配列が決定されました。

基本情報

学名Callithrix jacchus
保全状況軽度懸念
生息地ブラジル北東部の沿岸地域(ピアウイ、パライバ、セアラ、リオグランデドノルテ、ペルナンブーコ、アラゴアス、バイーア州)に自然分布します。大西洋に面した森林から内陸の半落葉林、サバンナ森林、水系森林に生息し、乾燥した二次林や境界域にも適応しています。逸脱個体や放獣により、リオデジャネイロやブエノスアイレスなどにも外来種として生息しています。
平均寿命約12年
平均体重約0.35kg
飼育施設数12施設

この動物に会える施設(12施設)

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