キョン

Muntiacus reevesi

キョンは中国南東部や台湾に自然分布する小型のシカで、体長47〜70センチメートル、体重12〜17キログラムとシカ科の中でもかなり小型です。茶褐色の体色で、目の下に臭腺があり、眼の上から頭頂部にかけて黒い線があるため「四目鹿」とも呼ばれます。オスだけが短い角と牙を持ちます。草食性で木の葉や果実を食べ、鳴き声は犬に似ています。森林や藪を好み、通常は単独で生活します。特定の繁殖期はなく一年を通じて繁殖し、1回に1匹の子を出産します。日本では千葉県の房総半島や伊豆大島で動物園から逃げ出した個体が野生化し、農作物被害が深刻化しています。2005年に特定外来生物に指定され、許可なく飼育することは禁止されています。千葉県では推定8万頭以上、伊豆大島では1万頭以上が生息し、駆除が続けられています。

基本情報

学名Muntiacus reevesi
保全状況外来種(日本では要注意外来生物)
生息地中国南東部および台湾に自然分布し、主に森林や藪を好んで生息します。日本では千葉県の房総半島や伊豆大島、イギリスなどにも移入され野生化しています。温暖な気候で下草に恵まれた環境を好みます。
平均寿命約15年
平均体重約13kg
飼育施設数8施設

この動物に会える施設(8施設)

動物図鑑一覧に戻る →