ニホンリス
Sciurus lis
ニホンリスは日本の本州、四国、九州に生息する固有種で、体長16〜22センチメートル、尾長13〜17センチメートル、体重約0.3キログラムの小動物です。夏は背中が赤褐色ですが、冬になると灰褐色に変わり、耳の先端の毛が伸びるなど季節によって姿が変化します。平地から亜高山帯にかけての森林、特に低山地のマツ林を好み、樹上に木の枝や樹皮で球形の巣を作って暮らしています。昼行性で、オニグルミやマツ科の種子を主食とし、植物の芽や花、果実、キノコ、昆虫なども食べます。食べ物を枝の間や地中に埋めて貯蔵する習性があります。春から夏にかけて年に1〜2回、2〜6匹の子どもを産み、寿命は5年ほどです。以前は毛皮や肉を目的に狩猟されていましたが、1994年に狩猟鳥獣から除外されました。樺太経由で日本に侵入したキタリスから分岐した種と考えられています。
基本情報
| 学名 | Sciurus lis |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種(LC) |
| 生息地 | 日本の本州、四国、九州(絶滅の可能性あり)に生息する日本固有種です。平地から亜高山帯にかけての森林に生息し、特に低山地のマツの林を好みます。樹上で生活する昼行性の動物で、10ヘクタールの行動圏内で活動しています。 |
| 平均寿命 | 約6年 |
| 平均体重 | 約0.3kg |
| 飼育施設数 | 11施設 |