ツキノワグマ
Ursus thibetanus
ツキノワグマは、東アジアからヒマラヤ山脈沿い、中東東部の山岳地帯にかけて広く分布する食肉目クマ科の動物です。日本では本州と四国の剣山周辺に生息し、日本列島に現存するメガファウナの一角を占めています。体長は120~180センチメートル、体重はオスで50~120キログラム、メスで40~70キログラムほどです。全身の毛は黒色で、胸部に三日月形やV字状の白い斑紋が入ることが和名の由来となっていますが、この斑紋がない個体もいます。主に森林に生息し、植物食中心の雑食性で、季節によって葉や果実、ドングリ、タケノコなどを食べ、初夏には昆虫を好んで食べます。木登りが得意で、冬季には標高の低い場所へ移動して冬眠します。アイヌやマタギは山の神として神聖視し、肉は古くから狩猟の対象とされてきました。食用や毛皮目的の乱獲により生息数は減少しており、ワシントン条約で保護されています。
基本情報
| 学名 | Ursus thibetanus |
|---|---|
| 保全状況 | 危急種(VU) |
| 生息地 | 東アジア、インドシナ半島、ヒマラヤ山脈沿い、中東東部の山岳地帯に分布し、熱帯から亜寒帯まで幅広い気候帯に生息します。主に森林に生息し、日本では本州と四国の剣山周辺に分布しています。冬季になると夏季より標高の低い場所へ移動します。 |
| 平均寿命 | 約25年 |
| 平均体重 | 約120kg |
| 飼育施設数 | 20施設 |
この動物に会える施設(20施設)
- 上野動物園 (東京都台東区上野公園9-83)
- 群馬サファリパーク (群馬県富岡市岡本1)
- 大宮公園小動物園 (埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4)
- よこはま動物園ズーラシア (神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1)
- 神戸市立王子動物園 (兵庫県神戸市灘区王子町3-1)
- 沖縄こどもの国 (沖縄県沖縄市胡屋5-7-1)
- 宇都宮動物園 (栃木県宇都宮市上金井町552-2)
- 大牟田市動物園 (福岡県大牟田市昭和町163)
- 小諸市動物園 (長野県小諸市丁311)
- 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) (愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238)
- 和歌山城公園動物園 (和歌山県和歌山市一番丁3)
- 周南市徳山動物園 (山口県周南市徳山5846)
- 九十九島動植物園 森きらら (長崎県佐世保市船越町2172)
- 東北サファリパーク (福島県二本松市沢松倉1番地)
- 大内山動物園 (三重県度会郡大紀町大内山530-4)
- 和歌山県立自然博物館 (和歌山県海南市船尾370-1)
- クヌーテンボー・サファリパーク (Knuthenborg, 4930 Maribo)
- 北京動物園 (137 Xizhimenwai St, Xicheng District, Beijing)
- シジャン・アフリカ自然保護区 (Lieu-dit La Blaquière, 11130 Sigean)
- グランビー動物園 (1050 Blvd David-Bouchard N, Granby, QC J2G 5P3)