ジャガー

Panthera onca

ジャガーは、北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸にかけて分布する大型のネコ科動物で、南北アメリカに生息するネコ科では最大種です。体長はオスで約110~184センチメートル、体重は地域によって異なりますが、ブラジルのパンタナルでは雄が136キログラムを超えることもあります。淡黄色や黄褐色の体に黒い斑点が環状に囲む梅花紋が特徴で、黒化個体も見られます。熱帯林や湿地、草原など多様な環境に生息し、主に夜行性で単独生活をしています。ペッカリーやシカ、カピバラなどの哺乳類のほか、ワニやカメ、魚類まで幅広い獲物を捕食し、大型の獲物の頭部を噛み砕く強力な顎を持ちます。指先が幅広く、泳ぎも得意です。古代アステカ帝国では力の象徴として畏怖され、争いの神テスカトリポカはジャガーの擬人化とされました。森林伐採や狩猟により生息数は減少しており、ワシントン条約で保護されています。

基本情報

学名Panthera onca
保全状況近危急種
生息地北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸にかけて分布していますが、ウルグアイとエルサルバドルでは絶滅しています。熱帯林や浸水林、乾燥林、低木林、マングローブからなる湿地、草原内の林地や水辺など、様々な森林環境に生息します。開けた環境には生息しませんが、密生した熱帯雨林からまばらな林、草原や沼地まで幅広い環境に適応しています。
平均寿命約15年
平均体重約100kg
飼育施設数68施設

この動物に会える施設(68施設)

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