エゾタヌキ
Nyctereutes viverrinus
エゾタヌキは、タヌキの北海道産亜種で、体長は約50〜60cm、体重は4〜8kgほどです。茶褐色の体毛を持ち、目の周りは黒い毛で囲まれていますが、左右は離れています。北海道の森林や林縁、川や沼沢がある地域に生息しています。夜行性で視力はあまり良くありませんが、鋭い嗅覚で餌を探します。木の実や昆虫、動物の死体など様々なものを食べる雑食性で、一般に狩りはしません。秋には皮下脂肪を蓄えて体重が約1.5倍になり、冬は巣穴でじっとして冬籠りをしますが、冬眠するわけではありません。春から夏にかけて繁殖し、春に3〜8匹の子どもを出産します。北海道最大の捕食者であるクマに捕食されず、クマの巣の近くに巣を作る例も確認されています。アイヌ語では「モユㇰ」と呼ばれ、アイヌ料理でも定番の食材でした。
基本情報
| 学名 | Nyctereutes viverrinus |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種 |
| 生息地 | 北海道の一部に生息し、森林や林縁、川や沼沢がある地域を生活の場としています。奥尻島などの島に生息する個体は人為的に移入されたものです。昼間は樹木の根元や岩の隙間を巣穴として利用し、活動領域に複数の巣穴を持っています。 |
| 平均寿命 | 約10年 |
| 平均体重 | 約7kg |
| 飼育施設数 | 1施設 |
この動物に会える施設(1施設)
- おびひろ動物園 (北海道帯広市緑ヶ丘2緑ヶ丘公園内)