エゾヒグマ
Ursus arctos yesoensis
エゾヒグマは北海道に生息するヒグマの亜種で、体重が200キログラムを超える、現代の日本列島に分布する陸棲動物としては最大の動物です。オスの体長は約1.9~2.3メートル、体重は約120~250キログラムで、最大記録では520キログラムに達した個体もいます。毛色は褐色から黒色まで様々で、黄褐色系は金毛、白色系は銀毛と呼ばれます。森林や原野に生息し、夏から秋にかけては高山帯まで活動範囲を広げます。雑食性で、フキなどの草、木の実、鳥類、哺乳類、サケなど多様な食べ物を摂取します。発情期と子育て期以外は単独で行動し、晩秋から初冬にかけて巣穴で越冬します。個体数は近年増加傾向にあり、2020年度には北海道全域で約11700頭と推定されています。アイヌは山の神として尊ぶ一方、農作物や家畜への被害、人身事故も発生しており、人間との共存が課題となっています。
基本情報
| 学名 | Ursus arctos yesoensis |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種(LC) |
| 生息地 | 北海道の森林および原野に広く分布しています。夏季から秋季にかけては中山帯と高山帯にも活動領域を広げます。北海道本島のほか、国後島と択捉島にも分布していますが、利尻島と礼文島には生息していません。餌となる植物を得られる地域に移動し、平野部から高山帯まで様々な地域で活動します。 |
| 平均寿命 | 約25年 |
| 平均体重 | 約300kg |
| 飼育施設数 | 10施設 |
この動物に会える施設(10施設)
- 札幌市円山動物園 (北海道札幌市中央区宮ケ丘3番地1)
- 旭山動物園 (北海道旭川市東旭川町倉沼11-18)
- 東山動植物園 (愛知県名古屋市千種区東山元町3-70)
- アドベンチャーワールド (和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399)
- 神戸市立王子動物園 (兵庫県神戸市灘区王子町3-1)
- 鹿児島市平川動物公園 (鹿児島県鹿児島市平川町5669-1)
- 伊豆アニマルキングダム (静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3344)
- 姫路セントラルパーク (兵庫県姫路市豊富町神谷1436-1)
- 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) (愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238)
- のぼりべつクマ牧場 (北海道登別市中登別町224)