ナマズ

ナマズは、東アジアの河川や湖沼に生息する肉食性の淡水魚です。日本ではマナマズとも呼ばれ、南西諸島などの離島を除く全国各地に分布していますが、本来の生息域は西日本に限られており、江戸時代以降に人為的に移植されて分布を広げたと考えられています。扁平な頭部と幅広い口、長い口ヒゲが特徴で、最大で全長70cm以上に成長します。鱗がなく、体表はぬるぬるとした粘液で覆われています。全身に味蕾と呼ばれる器官が約20万個もあり、これは全生物の中でも最多です。基本的に夜行性で、昼間は岩陰や水草の物陰に潜み、口ヒゲを使って餌を探し、小魚やカエル、甲殻類などを捕食します。日本では古くから食用魚として利用され、天ぷらや蒲焼きなどにされてきました。また、地震の予兆としてナマズが暴れるという俗説があり、江戸時代の鯰絵など様々な文化や伝承に取り込まれてきた魚です。

基本情報

保全状況情報不足
生息地東アジア全域に幅広く分布し、中国大陸東部、朝鮮半島、台湾、日本などに生息しています。ユーラシア大陸ではアムール川・シベリア東部からベトナム北部まで分布します。流れの緩やかな河川、湖沼、水田、用水路などの淡水・汽水域に生息し、岩礁域よりも水草の繁茂する泥底域に多くみられます。
飼育施設数6施設

この動物に会える施設(6施設)

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