ビワコオオナマズ
Silurus biwaensis
ビワコオオナマズは、琵琶湖と淀川水系のみに生息する日本固有種の淡水魚です。日本に住むナマズ科魚類4種の中で最も大きく、最大で体長120cm、体重20kgにもなります。特に雌の方が大きく成長し、100cmを超える大型個体はほとんどが雌です。金属光沢を帯びた黒色の体に白い腹部を持ち、上顎と下顎に計4本の口ヒゲがあります。琵琶湖における食物連鎖の頂点に立つ魚食性の強い肉食魚で、アユやビワマス、フナ類のほか、外来種のブルーギルやブラックバスの成魚も捕食します。繁殖は6月下旬から8月の梅雨明けの時期に行われ、雄が雌に巻き付く独特の様式で産卵します。1961年に新種として記載されるまでは、地元漁師の認識とは異なり、琵琶湖のナマズは全て単一種として扱われていました。肉は独特の臭みがあるため食用にはされず、「琵琶湖のヌシ」とも称されています。
基本情報
| 学名 | Silurus biwaensis |
|---|---|
| 保全状況 | データ不足 |
| 生息地 | 琵琶湖と淀川水系(瀬田川・宇治川を含む)のみに生息する日本固有種です。当初は琵琶湖だけに住んでいると考えられていましたが、淀川など下流域でも生息が確認されました。繁殖期には岸辺の礫底の浅場やヨシ場、岩場、水草のある場所に集まります。 |
| 平均寿命 | 約20年 |
| 平均体重 | 約30kg |
| 飼育施設数 | 1施設 |
この動物に会える施設(1施設)
- 滋賀県立琵琶湖博物館 (滋賀県草津市下物町1091)