シロザケ

Oncorhynchus keta

シロザケは、サケ目サケ科サケ属の魚で、一般に「サケ」と呼ばれる種です。北太平洋(ベーリング海、オホーツク海、日本海を含む)と北極海の一部に生息し、日本では石狩川や豊平川などに遡上することで知られています。体長は平均70〜80センチメートルで、大きいものでは90センチメートルを超えます。川で孵化した稚魚は海に降り、1〜6年の海洋生活を経て成熟すると、生まれた川に戻って産卵します。この母川回帰性は非常に高く、遺伝的には地域差より河川ごとの差が大きいことが分かっています。産卵期になるとオスは体高が高くなり、上下の顎が伸びて曲がります。産卵・放精後、大半の個体は数日以内に寿命が尽きます。日本では先史時代から漁獲の対象とされ、現在では人工孵化と放流による資源管理が行われています。身は白身魚に分類されますが、餌の甲殻類に含まれるアスタキサンチンにより赤い色をしています。

基本情報

学名Oncorhynchus keta
保全状況低危険種
生息地北太平洋(ベーリング海、オホーツク海、日本海を含む)と北極海の一部に生息します。日本では北海道・東北地方を中心に、本州中部から西部の日本海側、関東地方、九州北部の川にも遡上します。海洋では水温8度前後の水域や、千島列島沿岸、アリューシャン列島からベーリング海中部、アラスカ湾などを回遊し、表層から水深100メートル程度まで分布します。
平均寿命約5年
平均体重約8.7kg

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