ヒブナ

Carassius auratus langsdorfii

ヒブナ(緋鮒)は、コイ科フナ属の魚が突然変異により黒い色素を欠き、赤変した個体や個体群のことです。黄色素胞は持っているため、体色は黄色やオレンジ色をしています。約1700年前に中国で発見されたフナの突然変異で誕生し、その後さらなる変異を経てキンギョとなりました。2008年のDNA分析により、ギベリオブナがキンギョの直接の先祖であることが判明しています。日本では北海道の春採湖に生息する個体群が特に有名で、1937年に国の天然記念物に指定されました。孵化時は普通のフナと同じ銅黒色ですが、約1年後から赤くなり始めます。2022年の研究では、春採湖のヒブナは約100年前に放流された金魚が野生のフナと交雑して誕生したことが明らかになりました。海外では中国で大量生産された個体がヒブナやイエローゴールドフィッシュとして販売されています。

基本情報

学名Carassius auratus langsdorfii
保全状況情報不足(IUCN)
生息地北海道の春採湖に生息しています。春採湖は閉鎖的な環境で天敵が少ない湖です。
平均寿命約10年
平均体重約0.3kg

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