フランソワルトン

Trachypithecus francoisi

フランソワルトンは、中国西南部からベトナム北東部に分布する霊長類で、別名フランソワリーフモンキーやフランソワコノハザルとも呼ばれます。艶やかな黒い体毛に、耳から頬にかけて目立つ白い毛が特徴的な中くらいの大きさのサルです。体長はオスが55~64センチメートル、メスが47~59センチメートルで、尾長はオスの方が長く82~96センチメートルあります。石灰岩の崖や洞窟のあるカルスト地形を好み、4~27匹ほどの群れで暮らします。食物の50パーセント以上は植物の葉で、他に果実や種子なども食べます。植物中心の食事を消化するため、4つに分かれた複雑な胃を持っています。昼行性で、1日の半分以上を休息に費やし、朝と午後に採食を行います。群れはメスが優勢な母系社会で、メスたちが共同で子育てをします。農地開発や狩猟により生息数は減少しており、現在の個体数は2500頭を切っています。

基本情報

学名Trachypithecus francoisi
保全状況絶滅危惧種
生息地中国西南部(雲南省、貴州省、広西チワン族自治区)からベトナム北東部にかけて分布しています。カルスト地形の石灰岩の崖や洞窟を好み、常緑樹林帯の中で気温16度以上の場所を睡眠場所として選びます。平らな土地ではなく崖や洞窟に生息することで、捕食者から身を守っています。
平均寿命約25年
平均体重約6.5kg
飼育施設数6施設

この動物に会える施設(6施設)

動物図鑑一覧に戻る →