ミナミカナダヅル
Antigone canadensis pratensis
カナダヅルは、ツル目ツル科に分類される鳥類で、ツル類の中で最も個体数が多い種です。北アメリカとシベリア北東部極地で繁殖し、冬季はアメリカ南西部に渡ります。日本では稀な冬鳥としてほぼ毎年1-2羽が記録され、タンチョウやナベヅルの群れに混じっているところを発見されることが多いです。成鳥は灰色で、前頭部は赤く、頬が白く、暗色の長く尖った口ばしをもちます。飛行の際には後に長く延びた足と、まっすぐ保った長い首が特徴的です。浅い水場や湿原で歩き回り、昆虫類や水辺の動植物、齧歯類、植物の種や実を食べる雑食性です。営巣時期以外は大きな群れをなし、耕作地で探餌行動をとることも多くあります。つがいで一生を過ごし、両親が協力して子育てを行います。野生下での寿命は約20年ですが、飼育個体ではその2倍以上生きることが知られています。
基本情報
| 学名 | Antigone canadensis pratensis |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種 |
| 生息地 | カナダ中部及び北部、アラスカ、アメリカ合衆国中西部と南東部、シベリア、キューバなどの沼地及び湿原に生息します。繁殖地ではツンドラや草原地帯の沼や湿地を好み、水生植物の生い茂る場所や水辺の地面が営巣地となります。冬季は南に渡り、アメリカ南西部で過ごします。 |
| 平均寿命 | 約20年 |
| 平均体重 | 約3.5kg |
| 飼育施設数 | 1施設 |
この動物に会える施設(1施設)
- 鞍ケ池公園動物園 (愛知県豊田市矢並町法沢714-5)