マダイ

Pagrus major

マダイは日本近海から東シナ海、南シナ海にかけて分布する海水魚で、「魚の王様」と呼ばれています。全長120センチメートルに達する比較的大型の魚で、紫褐色を帯びた光沢のある淡紅色の体色と、尾鰭の後縁が黒い点が特徴です。成魚は水深30~200メートルの岩礁や砂礫底に単独で生息し、小魚、甲殻類、貝類などを捕食します。産卵期は2~8月で、この時期には沖合いから浅い沿岸域に移動します。寿命は20~40年程度とみられています。日本では古くから鮮やかな赤い体色と「めでたい」との語呂合わせから、慶祝事や神道の祭において使われる高級食材とされてきました。身は歯ごたえのある白身で淡泊ながらうま味が強く、刺身、焼き魚、煮付け、鯛めしなど多種多様な料理に用いられます。愛媛県を中心に養殖も盛んに行われており、天然物は一本釣りや延縄で漁獲されています。

基本情報

学名Pagrus major
保全状況低危険種
生息地北海道南部から九州にかけての日本海、太平洋、朝鮮半島、中国、東南アジアの一部にかけての東シナ海、南シナ海に分布します。成魚は水深30~200メートルの岩礁や砂礫底の底付近に生息し、群れを作らず単独で行動します。稚魚は浅い海の砂礫底、岩場、藻場などで生活します。
平均寿命約15年
平均体重約3kg
飼育施設数6施設

この動物に会える施設(6施設)

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