アユ

Plecoglossus altivelis

アユは、キュウリウオ目に分類される川や海を回遊する魚で、「清流の女王」とも呼ばれています。北海道から朝鮮半島、ベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、石についた藻類を食べる習性があります。成魚の全長は最大30センチメートルを超え、若魚は全身が灰緑色ですが、秋に性成熟すると橙色と黒の婚姻色が現れます。生活史の特徴として、親は川で産卵し、孵化した仔魚は海や河口域で成長した後、翌年春に川を遡上します。川にたどり着いた幼魚は石に付着する藍藻類や珪藻類を主食とし、体が大きくなると縄張りを作るようになります。この縄張り争いの習性を利用した「友釣り」は日本の夏の風物詩となっています。産卵後は一年で一生を終えることから「年魚」とも呼ばれ、日本では代表的な川釣りの対象魚であり、特に塩焼きが珍重される重要な食用魚です。

基本情報

学名Plecoglossus altivelis
保全状況準絶滅危惧種
生息地北海道から朝鮮半島、ベトナム北部まで東アジア一帯に分布します。石についた藻類を食べる習性から、そのような環境のある河川に生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも日本の川に適応しています。成魚は川で生活しますが、仔稚魚期には海や河口域で過ごす両側回遊の生活を送ります。
平均寿命約1年
平均体重約0.1kg
飼育施設数5施設

この動物に会える施設(5施設)

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