カラスバト

Columba janthina

カラスバトは、全長40cmほどの光沢のある黒い羽毛で覆われた鳥です。頭部は小型で尾羽はやや長く、後肢は赤色をしています。日本の本州中部以南、四国、九州、伊豆諸島、沖縄諸島、先島諸島などの島嶼部を中心に分布し、中国や韓国にも生息しています。海岸や島嶼の常緑広葉樹林に生息し、ゆっくりとした飛翔と滑空を繰り返しながら飛びます。果実や花、ミミズなどを食べる植物食傾向の強い雑食性で、地表でも樹上でも採食します。ハト科では例外的に人への警戒心が非常に強く、生息地に長年住んでいても全身を見られることは稀で、独特の鳴き声や羽ばたき音で存在が知られる程度です。開発やノネコなどの影響で生息数が減少しており、亜種のアカガシラカラスバトとヨナクニカラスバトは国内希少野生動植物種に指定されています。小笠原諸島では保護対策により、アカガシラカラスバトが最大1000羽程度まで回復したと推測されています。

基本情報

学名Columba janthina
保全状況絶滅危惧種(EN)
生息地日本の本州中部以南、四国、九州、伊豆諸島、隠岐、五島列島、沖縄諸島、薩南諸島、小笠原諸島、火山列島、先島諸島のほか、中国山東省や韓国にも分布します。海岸や島嶼にある常緑広葉樹林に生息しています。
平均寿命約10年
平均体重約0.5kg
飼育施設数6施設

この動物に会える施設(6施設)

動物図鑑一覧に戻る →