マイワシ
Sardinops melanostictus
マイワシは東アジア沿岸域に分布する海水魚で、日本では北海道から九州南岸まで見られます。成魚は全長30cmに達しますが、20cmくらいまでの個体が多く、体の上面は青緑色、側面から腹にかけては銀白色をしています。体側に黒い斑点が1列に並ぶのが特徴で、この斑点列から「ナナツボシ」とも呼ばれます。海面近くで大群を作って遊泳し、春から夏にかけて北上、秋から冬には南下する季節的な回遊を行います。成魚は珪藻などの植物プランクトンを主食とし、口と鰓蓋を開けながら泳いで濾過摂食します。日本では重要な水産資源として、食用のほか飼料や肥料にも利用されています。刺身、塩焼き、煮付け、干物、缶詰など用途は幅広く、ドコサヘキサエン酸などの不飽和脂肪酸やビタミンDを多く含む体に良い食材として再評価されています。日本沿岸での漁獲量は60〜80年周期で大きく変動し、1988年には日本の総漁獲量の40%を占める450万トンが漁獲されました。
基本情報
| 学名 | Sardinops melanostictus |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種 |
| 生息地 | 樺太から南シナ海までの東アジア沿岸域に分布し、日本では北海道から九州南岸まで見られます。海岸近くから沖合いまでの海面近くに生息し、大群を作って遊泳します。春から夏にかけて北上、秋から冬には南下という季節的な回遊を行いますが、一定の海域に留まる群れもいます。 |
| 平均寿命 | 約5年 |
| 平均体重 | 約0.3kg |
| 飼育施設数 | 3施設 |
この動物に会える施設(3施設)
- 名古屋港水族館 (愛知県名古屋市港区港町1-3)
- 福岡市動物園 (福岡県福岡市中央区南公園1-1)
- 九十九島水族館海きらら (長崎県佐世保市鹿子前町1008)