イノシシ

Sus scrofa

イノシシは偶蹄目イノシシ科の動物で、ブタやイノブタの原種です。ユーラシア大陸やインド亜大陸に広く分布し、日本には本州・四国・九州に生息するニホンイノシシと、南西諸島に生息するリュウキュウイノシシの2亜種が分布しています。成獣は体長110~170センチメートル、体重80~190キログラム程度になり、全身が茶褐色から黒褐色の剛毛で覆われています。雌雄共に下顎の犬歯が発達して牙状になっており、特に雄の牙は長く最大15センチメートルに達します。本来は昼行性ですが、人間の活動地域では夜行性に移行することが報告されています。嗅覚と聴覚は優れていますが、視力は0.1以下と低く、立体視も不得意です。雑食性で、植物の地下茎やドングリを主食とし、ミミズや昆虫の幼虫、小動物なども捕食します。泳ぎが得意で、瀬戸内海などで海を渡る姿が目撃されています。幼獣はウリの実の模様に似た毛並みから「ウリ坊」と呼ばれています。

基本情報

学名Sus scrofa
保全状況低危険種
生息地ユーラシア大陸およびインド亜大陸に広く分布しますが、アラビア半島、ロシア北部、チベット高原、ゴビ砂漠などには分布していません。大陸周辺の島々にも分布し、スリランカ、スマトラ島、日本などが含まれます。日本では本州・四国・九州、五島列島、対馬、南西諸島の奄美群島以南に自然分布しています。広葉樹林を好み、積雪期にはスギ林などに移動することもあります。
平均寿命約10年
平均体重約90kg
飼育施設数30施設

この動物に会える施設(30施設)

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