ハシビロコウ

Balaeniceps rex

ハシビロコウは、アフリカ大陸東部から中部の淡水の沼に生息する大型の鳥類です。体高は110~140センチメートル、翼を広げると230~260センチメートルにもなり、体重は4~7キログラムあります。最大の特徴は巨大な嘴で、和名は「嘴の広いコウノトリ」、英名Shoebillは「靴のような嘴」を意味しています。羽色は青みがかった灰色で、後頭には短い冠羽があります。主にハイギョやナマズなどの魚を食べ、獲物が水面に浮かんでくるまで数時間も動かずじっと待つことから「動かない鳥」として知られています。夜行性で昼間は草の間で休み、基本的に単独で生活します。鳴管が退化しているため鳴くことは少なく、代わりに嘴を激しく打ち鳴らすクラッタリングという行動でコミュニケーションをとります。生息地の破壊や水質汚染により個体数は減少しており、ワシントン条約で保護されています。

基本情報

学名Balaeniceps rex
保全状況危急種
生息地アフリカ大陸東部から中部の熱帯にある淡水の沼や湿地帯に生息しています。南スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ウガンダ、タンザニア西部、ザンビア北部などに分布し、特に西ナイル地方と南スーダンの隣接地域に多く見られます。カミガヤツリ(パピルス)やヨシ、ガマの葦原が広がる広大で鬱蒼とした湿地帯を好み、渡りを行わない留鳥です。
平均寿命約35年
平均体重約5kg
飼育施設数12施設
登録個体数3頭

この動物に会える施設(12施設)

個体一覧(3頭)

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