アムールトラ

Panthera tigris altaica

アムールトラは、シベリアトラとも呼ばれ、ネコ科最大種の一つです。現在は極東ロシアのアムール川やウスリー川流域、中国東北部、北朝鮮などに生息していますが、かつては朝鮮半島、モンゴル、中央アジアまで広く分布していました。雄は体長2.5メートル、体重300キログラムに達し、全長3メートル、体重350キログラムを超えた例も報告されています。寒冷なタイガ(針葉樹林)に住むため、他の亜種より深く長い体毛を持ち、冬毛は夏毛の3倍以上の長さになります。イノシシ、アカシカ、ヒグマなどを狩る単独行動の肉食獣で、大型個体は1頭で約1000平方キロメートルもの縄張りを持ちます。かつて30頭前後まで減少しましたが、保護活動により現在は500~600頭程度まで回復しました。しかし森林伐採や密猟により依然として絶滅が危惧されています。日本では25カ所の動物園で49頭が飼育され、繁殖にも力を入れています。

基本情報

学名Panthera tigris altaica
保全状況絶滅危惧種
生息地極東ロシアの沿海地方、ハバロフスク地方のアムール川およびウスリー川流域、中国東北部の長白山地区、北朝鮮の白頭山周辺などに生息しています。主な生息域は中露国境東部を流れるアムール川やウスリー川周辺のタイガ(針葉樹林)です。寒冷なシベリアの針葉樹林を主な生息域としており、竹林には分布していません。
平均寿命約15年
平均体重約200kg
飼育施設数46施設

この動物に会える施設(46施設)

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