ユキヒョウ

Panthera uncia

ユキヒョウは、中央アジアの高山地帯に生息する美しいネコ科動物です。アフガニスタン、中国西部、モンゴル、ロシア南部など、アルタイ山脈やヒマラヤ山脈といった標高600~6,000メートルの岩場や草原に暮らしています。体長は86~125センチメートルで、体長の75~90パーセントもある長い尾が特徴的です。この尾は体に巻きつけて寒さをしのいだり、険しい斜面でバランスを取るのに役立ちます。全身は長い体毛で覆われ、冬には腹部の毛が12センチメートルにもなり、足裏まで毛が生えているため雪の上でも滑りにくくなっています。淡灰色や淡黄色の毛色に暗色の斑紋があり、主にアルガリやバーラルなどの大型有蹄類を食べて生活しています。毛皮目的の密猟や獲物の減少により生息数が減少しており、1975年からワシントン条約附属書Iに掲載され保護されています。日本では札幌市円山動物園が1987年に初めて飼育下繁殖に成功しました。

基本情報

学名Panthera uncia
保全状況絶滅危惧種(EN)
生息地アフガニスタン、中国西部、モンゴル、ロシア南部などの中央アジアに分布し、アルタイ山脈、天山山脈、ヒマラヤ山脈、ヒンドゥークシュ山脈、パミール高原といった山岳地帯に生息しています。標高600~6,000メートルの岩場や草原、樹高の低い針葉樹林などに暮らし、獲物や積雪に合わせて夏は標高の高い場所へ、冬は低い場所へ移動します。
平均寿命約15年
平均体重約35kg
飼育施設数65施設

この動物に会える施設(65施設)

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