タンチョウ

Grus japonensis

タンチョウは全長102〜147センチメートル、翼を広げると240センチメートルにもなる大型のツルです。全身は白く、喉から首にかけては黒い羽毛に覆われています。名前の由来となった頭頂部には羽毛がほとんどなく、赤い皮膚が露出しているのが特徴です。ロシア南東部、中国、朝鮮半島、日本の北海道東部に生息し、大陸の個体群は冬に南へ渡りますが、北海道の個体群は一年中留まっています。湿原や湖沼、河川などに暮らし、魚類、昆虫、甲殻類、植物の芽や果実などを食べる雑食性です。気管が胸骨の間を曲がりくねっているため、数キロメートル先まで届く大きな声を出すことができます。日本では明治時代に絶滅したと考えられていましたが、1924年に釧路湿原で再発見され、給餌などの保護活動により現在は約1850羽まで回復しました。縄張り意識が非常に強く、春から秋にかけて湿原に草や枝を積み上げた巣を作り、1〜2個の卵を産んで育てます。

基本情報

学名Grus japonensis
保全状況絶滅危惧種(VU)
生息地ロシア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本の北海道東部に分布しています。湿原、湖沼、河川などの水辺環境に生息し、北海道では釧路湿原を中心に道東地域に留鳥として暮らしています。大陸の個体群はアムール川流域で繁殖し、冬季には江蘇省沿岸部や朝鮮半島へ南下して越冬します。
平均寿命約30年
平均体重約10kg
飼育施設数25施設

この動物に会える施設(25施設)

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