オオサンショウウオ
Andrias japonicus
オオサンショウウオは日本固有の両生類で、岐阜県以西の本州、四国、九州の一部に生息しています。最大で全長150センチメートルにまで育ちますが、野生では50~70センチメートル程度が一般的です。暗褐色の体表は無数の小さな疣状に覆われ、不規則な黒い斑紋が入ります。完全水生で、主に標高400~600メートルの河川上流域に生息し、夜行性で昼間は水辺の巣穴で休みます。魚類やサワガニなどを貪欲に捕食し、時には共食いもします。8月下旬から9月に産卵し、オスが約50日間卵を保護します。寿命は野生で10年以上、飼育下では51年の記録があります。1952年に特別天然記念物に指定され、現在は絶滅危惧II類に分類されています。近年、外来種のチュウゴクオオサンショウウオとの交雑による遺伝子汚染が深刻な問題となっており、賀茂川では在来種が絶滅した可能性も指摘されています。
基本情報
| 学名 | Andrias japonicus |
|---|---|
| 保全状況 | 準絶滅危惧種 |
| 生息地 | 岐阜県以西の本州、四国、九州の一部に分布する日本固有種です。主に標高400~600メートルの河川上流域に生息する完全水生動物ですが、河川の中流や下流、市街地近くの水田の水路でも見られることがあります。夜行性で、昼間は水辺に掘った巣穴などで休んでいます。 |
| 平均寿命 | 約60年 |
| 平均体重 | 約25kg |
| 飼育施設数 | 12施設 |
この動物に会える施設(12施設)
- 上野動物園 (東京都台東区上野公園9-83)
- 京都水族館 (京都府京都市下京区観喜寺町35-1)
- 広島市安佐動物公園 (広島県広島市安佐北区安佐町大字動物園)
- 東山動植物園 (愛知県名古屋市千種区東山元町3-70)
- 熱川バナナワニ園 (静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10)
- SEA LIFE 名古屋 (愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-7-1)
- かすみがうら市水族館 (茨城県かすみがうら市坂910-1)
- 日本サンショウウオセンター (三重県名張市赤目町長坂861-1)
- 和歌山県立自然博物館 (和歌山県海南市船尾370-1)
- 島根県立宍道湖自然館ゴビウス (島根県出雲市園町1659-5)
- ホノルル動物園 (151 Kapahulu Ave, Honolulu, HI 96815)
- スミソニアン国立動物園 (3001 Connecticut Ave NW, Washington, DC 20008)