マンボウ
Mola mola
マンボウは、フグ目マンボウ科に分類される世界最大級の硬骨魚のひとつで、最大で全長333センチメートル、体重2.3トンに達します。体は円盤型をしており、尾びれと腹びれを持たず、背びれと尻びれを羽ばたくように動かして泳ぎます。全世界の熱帯・温帯の海に広く分布し、表層から水深800メートル程度までを往復しながら生活しています。クラゲや動物プランクトンを食べ、黒潮に逆らって移動できるだけの遊泳力を持ちます。時折海面に体を横たえる姿が観察され、これは寄生虫を取ってもらうためや、深海で冷えた体を暖めるためと考えられています。日本では宮城県から千葉県、三重県などで食用とされ、白身の肉は非常に柔らかく、刺身や唐揚げ、天ぷらなどで楽しまれます。水族館での飼育は巨体ゆえに難しく、皮膚が弱いため慎重な管理が必要です。
基本情報
| 学名 | Mola mola |
|---|---|
| 保全状況 | データ不足 |
| 生息地 | 全世界の熱帯・温帯の海に広く分布しています。外洋の表層から深海にまで及び、表層から水深800メートル程度までの間を往復しながら生活しています。岸辺や近海に生息するフグが外洋に進出して適応進化したもので、日本近海ではマンボウとウシマンボウの2種が見られます。 |
| 平均寿命 | 約10年 |
| 平均体重 | 約1000kg |
| 飼育施設数 | 5施設 |
この動物に会える施設(5施設)
- 越前松島水族館 (福井県坂井市三国町崎74-2-3)
- 宮じま水族館 (広島県廿日市市宮島町10-3)
- 市立しものせき水族館 海響館 (山口県下関市あるかぽーと6-1)
- 桂浜水族館 (高知県高知市浦戸778 桂浜公園内)
- 足摺海洋館 SATOUMI (高知県土佐清水市三崎4032)