パルマワラビー
Notamacropus parma
パルマワラビーは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州北東部の森林地帯に生息する、ワラビー類の中で最も小さい有袋類です。体長は約0.5メートル、体重は3.2〜5.8キログラムで、がっしりした猫ほどの大きさしかありません。赤褐色または灰褐色の毛皮を持ち、頭部はより灰色で、腹部は淡い灰色です。夜行性で、昼間は茂みの中に隠れ、夕暮れ時に草地に現れて草や小さな植物を食べます。臆病で人目につかない動物で、19世紀末には絶滅したと考えられていましたが、1965年にニュージーランドのカワウ島で奇跡的に生存個体群が発見され、1967年にはゴスフォード近郊の森林でも生息が確認されました。現在は生息地の減少や捕食者の影響により個体数が減少しており、2015年のIUCN評価では準絶滅危惧種に分類されています。
基本情報
| 学名 | Notamacropus parma |
|---|---|
| 保全状況 | 準絶滅危惧種(IUCN) |
| 生息地 | オーストラリアのニューサウスウェールズ州北東部、クイーンズランド州境に近い地域の湿潤硬葉樹林に生息しています。下草が茂った森林や草地のある場所を好みますが、乾燥したユーカリ林や熱帯雨林でも見られることがあります。また、ニュージーランドのカワウ島には導入された個体群が存在します。 |
| 平均寿命 | 約10年 |
| 平均体重 | 約5.9kg |
| 飼育施設数 | 8施設 |
この動物に会える施設(8施設)
- 愛媛県立とべ動物園 (愛媛県伊予郡砥部町上原町240)
- 足立区生物園 (東京都足立区保木間2-17-1(元渕江公園内))
- 金沢動物園 (神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5-15-1)
- 市原ぞうの国 (千葉県市原市山小川937)
- 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) (愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238)
- 福山市立動物園 (広島県福山市芦田町福田276-1)
- 周南市徳山動物園 (山口県周南市徳山5846)
- ナンダンカーナン動物公園 (Nandankanan, Bhubaneswar)