ニホンジカ
Cervus nippon
ニホンジカは、日本列島に生息する数少ない大型哺乳類の一つです。北海道から本州、四国、九州まで広く分布しており、エゾシカやホンシュウジカ、キュウシュウジカ、ヤクシカなどの亜種が知られています。体長は90~190センチメートルで、北に行くほど大きく、南に行くほど小さくなるという特徴があります。オスは枝分かれした角を持ち、春先になると落ちて新しい角に生え換わります。夏には胴体に白い斑点が現れ、冬にはほぼ消えます。主に草や木の葉、樹皮などを食べる植物食ですが、毒のある植物は避けて食べます。日出や日没前後に活発に活動し、通常はメスとオスが別々に群れを作って生活します。繁殖期は秋から初冬で、妊娠期間は約230日、初夏に1頭の子どもを産みます。古くから春日大社や鹿島神宮などで神の使いとして大切にされてきた歴史があります。
基本情報
| 学名 | Cervus nippon |
|---|---|
| 保全状況 | 低危険種 |
| 生息地 | 北海道から本州、四国、九州まで日本列島全域に分布し、周辺の島々にも生息しています。落葉広葉樹林や常緑広葉樹林などの森林、開けた草原など様々な環境に適応しています。近年は生息域が拡大しており、国土の約7割に分布しています。海外ではヨーロッパや北米、ニュージーランドなどにも移入されています。 |
| 平均寿命 | 約15年 |
| 平均体重 | 約70kg |
| 飼育施設数 | 9施設 |